HOゲージ 貨車

■車両紹介 - 貨車

ワム380000

ワム380000

ワム380000は、現在最もポピュラーな2軸有蓋貨車となったワム80000の改造・派生形式で、既存車両(ワム280000~)の走行部をコロ軸受改造することによって、ころがり抵抗を軽減させた車両です。
従来のとび色2号から鮮やかなブルーに塗色変更されたことで、貨物列車に彩りを添える存在となりました。
今日でも最も両数の多い2軸有蓋貨車として全国で活躍を続けています。


ワム90000

ワム90000

ワム90000形は、昭和28年(1953)から製造された国鉄を代表するポピュラーな有蓋貨車で、戦前から製造されていたワム23000形有蓋貨車の走行装置を2段リンク化改造した車両と、ワム90000形として新製された車両とに分けられます。
国鉄時代には長期にわたって重用され、"黒貨車"の代名詞にもなりましたが、末期には貨物輸送量の減少と、それに伴うワム80000形の余剰の影響で急速に減少し、形式消滅に至りました。


タキ43000

タキ43000

昭和59年2月の貨物輸送改革以降の貨物列車は、それまでの雑多な編成を組んでいた黒貨車とは違い、コンテナ列車やタンカー列車など同形式を数両連結して運用されています。
その時代のタンカー列車の主役はタキ43000で、昭和42年(1967)に登場以来500両以上が製造され、ガソリン専用タンク貨車として全国各地で活躍しています。
当初はブルーに塗装された日本オイルターミナルの専用車のみでしたが、昭和49年(1974)には黒塗りの日本石油輸送所属車も登場しました。
平成2年(1990)以降の日本石油輸送所属の新製車(タキ243666~)は、エメラルドグリーンとライトグレーに塗り分けられてイメージチェンジを図られています。
また、平成13年(2001)より新形式のタキ1000とともにENEOSマーク付の車両が登場しました。


ヨ8000

ヨ8000

ヨ8000は、昭和50年(1975)に登場した比較的新しい車掌車です。
貨物列車に連結して全国で活躍しました。
車掌室の近代化、乗務環境の改善が図られています。


ヨ5000

ヨ5000

ヨ5000形はコンテナ特急「たから号」の緩急車として使用するために、昭和34年(1959)からヨ3500形緩急車の走行装置を2段リンク化改造し、最高85km走行に対応させた車両です。
後にヨ5000形として新製された車両も加わり、貨物列車の車掌車として全国で活躍しました。




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