HOゲージ 電気機関車

■車両紹介 - 電気機関車

EF66 形(ひさしなし)

EF66 形(ひさしなし)

JR貨物の吹田機関区に所属するEF66形は、1993(平成5)年より順次、延命を目的とした更新工事が施工されています。
更新後の車両は当初、EF66-100形に準じたライトグレーを基調とした塗装となっていましたが、2004(平成16)年頃からは青15号を基調とした、同形オリジナルに近い塗色に刷新されました。
製品は、1~15号機の一般色をプロトタイプとしています。
ひさしの取り付けや塗色変更などにより、晩年までこのタイプで残ったのは11号機のみでした。


EF65-1000 番台 後期形

EF65-1000 番台 後期形

EF65-1000は、EF65形の高速客貨両用タイプとして昭和44年(1969)に登場し、ブルートレインから一般貨物列車まで、全国の直流平坦線電化区間で幅広く活躍中です。
重連運転に対応して貫通ドアが設けられ、0番台や500番台とは違うイメージを持った前面に特徴があります。
また東北・上信越線での冬季使用を考慮した耐寒・耐雪装備の強化も図られています。
総数139両が製造されましたが、製造年次と仕様によりパンタグラフやナンバープレート、テールライト形状や前面の通風口の有無などによる外観上の仕様の違いを見ることができます。


EF64-1000形

EF64-1000形

EF64形は勾配線用直流電気機関車です。
1000番代は1980年に登場し、1~79号機とは基本的な性能は同一ですが、スタイルは大きく異なっています。
製品は青15号とクリーム1号の国鉄標準色です。


ED76形

ED76形

ED76形電気機関車はED75形をベースに熊本電化に合わせて1965年に登場した交流電気機関車です。
基本番代の他に高速貨物列車用の1000番代が九州向けに投入され、さらに北海道用として500番代も製造されています。 軸配置はB-2-Bとされ、基本番代と1000番代は中間台車の空気バネ圧力を変えることで、規格の異なる線区にも入線できるようになっています。
優れた性能から、「あさかぜ」、「はやぶさ」、「さくら」など、九州を走るブルートレインの牽引機にとどまらず、貨物列車の牽引機としても重宝され、長らく活躍しています。


EF81形(ローズ)

広島電鉄200形ハノーバー電車

EF81形は、日本海縦貫線の電化に際して同線を通し運転できる電気機関車として1968年から製造が始められ、首都圏・東北・常磐線などの東日本、北陸・京阪神などの西日本、関門・福岡の九州地区と幅広い地域で活躍しています。本製品はJR化後の姿を再現しています。




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