HOゲージ カワイモデル

■国内メーカー

カワイモデル

1928年(昭和3年)、川合延之氏により川合模型製作所として創業、現存する日本最古の鉄道模型メーカーです。
当初、35mmゲージを扱っており、当時、ティンプレートが主流だった鉄道模型分野において、早くから精密志向のスケールモデルを供給しており、その秀逸な出来栄えは見るものを魅了しました。 後に16番ゲージの普及に貢献しました。当時、教育教材的な側面の強かった鉄道模型において趣味として楽しむ鉄道模型を指向していました。
また、1936年(昭和11年)4月に日本初の純粋な鉄道模型専門誌である『模型鉄道』を創刊するなど、鉄道模型の普及、啓蒙活動にも力を入れていました。 近くにあった交通博物館内に系列の工房がありました。戦後は一部の製品を除き、戦前の精密志向から方針を変え、独特のフォルムを持つ製品を中心に供給するようになりました。 ソフトメタル部品の多用、金属製車体ながら木製床板の使用、客車類においてやや狭い目に設計された幕板部など、今なお往時と変わらぬ個性豊かな製品を供給し、愛好家に好評を博しました。
また、同じ鉄道模型メーカーの河合商会とは無関係です。



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